2013年にウィルとロバートのブランナー兄弟によってスタートしたこのブランドは、アメリカのゴルフ・ファッションの世界に全く新しい風を吹き込むことになった。
兄のウィルがオペレーション、弟のロバートがクリエイティブを担当して、異なるキャラクター二人が一つのミッションに向かうことで、DEVEREUX GOLFはワン＆オンリーのブランドとなったのである。
ここでは兄ウィル・ブランナーに、ブランドのバックグラウンドから今後、日本のマーケット、日本のファンへのメッセージに至るまで、話を聞いてみた。
DEVEREUX GOLFが目指すものがアイテム作りだけではなく、新しいゴルフのカルチャーを作ることだというのが伝わってくると思う。
ウィル・ブランナー「僕たちのブランドには他にはない美学があるし、それは日本のカルチャーともつながっている」
ー自己紹介とご自身の役職を聞かせてください。
ウィル・ブランナー。業務執行責任者（Director of Operations）をやっているよ。
ー元々、ゴルフやアパレルのビジネスには興味を持っていたのですか？
そうだね。このビジネスを始める時、アメリカのゴルフウエアファッションをもっとクールにできるというビジョンに確信を持てたんだ。
ーアリゾナをDevereuxの拠点に決めた理由はありますか？
ビジネスを始めた時、弟のロバートはLAに住んでいて、僕はテキサスに住んでいた。だから2ヶ所で始めたことになる。そこから二人は中間地点であるアリゾナに移ることに決めたんだ。
ー2013年のスタートですか？
2013年だね。
ーテキサスにいる時はロバートのことを待っていたのですか？
そうだね。ロバートはファッションの学校に行っていたんだ。
ーロバートが卒業するのを待ってから、ビジネスを始めたわけですね。
そうだね。そこから二人でビジネスを始めたんだ。
ーDEVEREUX GOLFの今後のビジョンは？
グローバル・ブランドとして成長することだね。
ー私たち日本との最初のパートナーシップについては何を思いますか？
素晴らしいと思うよ！ 日本はゴルフの世界では最先端にいるからね。数多くの人がゴルフというスポーツを楽しんでいる。僕たちにとっても日本に進出するのは良いことなんだ。僕たちのブランドには他にはない美学があるし、それは日本のカルチャーともつながっている。良い感じでやれていると思うよ。
ー近々日本に来る予定はありますか？
もちろん日本には行きたいよ！（笑）
ー日本のマーケットに何か期待することはありますか？
まだ時期的には早いかもしれないけれど、すべては良い感じで進んでいると思う。ショップをオープンすることに関しても、日本側のマーケティング、展開の仕方は正しいと思っているよ。
ー今後の活動はどうですか？ アイテムやコレクションは増やしていきますか？
コレクションは間違いなく増やしていくし、今もそれを進めている。今後は2ヶ月ごとに新しいコレクションを発表していくことになると思う。他にも不定期的に発表するアパレルがあって、今はそれにも取り組んでいるんだ。
ージョニーウォーカーとコラボをした時に、新しい世代に向けて新しいファッションのドアを開くために手を組んだ、というメッセージをウェブサイトに出しましたよね。このコンセプトは変わっていませんか？
変わっていないよ。それこそが僕たちが常にやっていきたいことで、目指すところはそこになるから。より多くの人たちと繋がっていきたいと思っているよ。
ー最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
僕たちのやっていることを信じてくれてありがとう！ DEVEREUX GOLFは誰もが新しいゴルフカルチャーを体感できるものにしたいと思っている。日本との協業で新たなステージに進んでいくことが、楽しみで待ちきれないね。
